認定こども園 五風会(岸和田)

 1969年開園
 理事長・園長:土金新治(つちがねしんじ)
 大阪府岸和田市岸城町18-11
 tel. 072-431-3449
 fax.072-432-5810
(現在作成中)
認定こども園 五風会のヴァイオリン教育の様子は、こちら

一人ひとりの「好奇心と自信を育む」環境づくりを行なっています。  

 認定こども園 五風会は、岸和田城にすぐ近く、恵まれた環境のもと、城周の散歩や自然いっぱいの中で、子どもたちは五感で季節を感じながら、元気いっぱいの熱意ある先生と様々な活動を楽しんでいます。集団生活の遊びを通じて、こども園という小さな社会の中で、相手の立場になって考え、力を合わせることで、みんなが気持ちよく過ごせることを一人ひとりが自然に身につけられるよう、願っています。
 

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

 当園では現在、6ヵ月の0歳児から5歳児の子どもたちが在籍しています。その中で、スズキ・メソードの「母語教育法」を基盤に、毎日の生活の中で自然な形で望ましい姿を身につけられるよう、意識して保育をすすめています。
 
「姿勢」
 毎日、朝夕の会「お歌の時間」では、「足をそろえて立つ」「手の指先までしっかり伸ばす」を意識し、大人がお手本になることはもちろん、正しく身についている子を代表に呼び、みんなの前でお手本となることで、その姿を他児に広めるというねらいを持たせています。また、子どもたち自身でも幼いながらに「自分もやってみよう」という意欲、そして「やってみたらできた!」という達成感を味わえるよう進めています。
 
「茶道」


 年齢を重ねるごとに、ゆったりとした気持ちを持てるように、和の心を知る時間を取り入れています。
 
 
 
「ヴァイオリン」

 幼児3~5歳児は「集団の中で協調性や最後までやり遂げる力を育てる」ことに着目し、日々の保育を進めています。音楽を教えることが一番の目的ではなく、子どもたちの能力の基礎である非認知能力=生きる力をはぐくむこと、人を育てるためのものとして、当園では、スズキ・メソードのヴァイオリン指導者である四方ともこ先生に、ヴァイオリンの練習及び俳句の指導をお願いいたしております。
 
 本物のヴァイオリンに触れて奏でることで、

“良い音を耳で聴き“
“響きをからだで感じ”
“ひとりひとりの心に刻んでほしい”
 いつかこの経験が子どもたちの心の糧となりますようにとの願いより、この取り組みが始まりました。
 
 園庭を駆け回って自由に楽しく過ごす時間とともに、お稽古の時間のように、みんなで一緒に丁寧に過ごす時間を持つことも大切にしたいという思いや、先生やお友だちががんばっている姿を近くで見ることや、互いに励まし合う経験を重ねることで「あきらめずにやり遂げる力」の育ちを願っています。また子どもたちを指導するにあたり、「楽しく取り組み」「自然に身につく」ようにと、園の先生方も園児たちと同じく、ヴァイオリンの基本曲を奏でる練習を行ない、一緒に弾くことができるようになっております。卒園を迎えるころには、一人も欠けることなく、全員そろって曲を奏でられるまで成長いたします。

 


 

スズキ・メソードの考え方
~愛に生きる 才能はうまれつきではない 鈴木鎮一著より~

 当園では、鈴木鎮一先生の幼児教育への理念のもと、次のような保育を心掛けています。 
 

  • 講談社現代新書

    才能な生まれつきではなく、どの子も経験と努力とを重ねただけ育つという基本に立っています。
  • 能力は自分でつくるもの、くり返しくり返しやることです。

決心して始めたら、まずしばらくの間は忍耐も必要です。この初めのしんぼうが大切です。これをしばらく続けていると必要な根気の能力が生まれてきます。わずかでも能力ができてくると、できた能力が手助けし、より高い能力となり、つまり根気が続くようになります。

  • 急がず、休まず、あきらめず
  • 教える教育から、育てる教育をめざしています。
  • 実行する習慣を身につける。やれば必ず身につきます。身についたとき、かけがえのない能力となります。
  • 俳句の音読

記憶する能力。子どもの親しみやすい季節感も感じられる小林一茶の俳句の暗唱。子どもたちはすぐ覚え、くり返すことで、覚えたら忘れない。この記憶する力を大切に育てます。

  • ほめて育てることを大切にしています。

“どの子も育つ、育て方しだい”
“どの子も育つ、親しだい”
“どの子も育つ、先生しだい”
“どの子も育つ、自分しだい”


 
 

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